シールを作成する際には紙質(上質・アート・ユポなど)のほかに、糊質も重要になってきます。
一般的な糊質としては、
・普通粘着
一般的に使われる糊で、市販のシールにも多く使われている万能タイプの糊質です。
・強粘着
普通粘着よりも、糊の強度を増したタイプです。貼り付け後になるべく剥がれてほしくない場合などに使います。
・冷食用、冷凍用
通常の糊では、食品などに張り付けたシールは冷蔵庫・冷凍庫で冷やされると糊が凍り、剥がれてきてしまいます。
低温保管が必要なもの、寒い場所で使用されるものにはこちらの糊を使います。
・トイシ、粗面用
糊の粘着強度としては一番強いもので、絶対に剥がれてほしくない場合、
貼付面に凹凸があり普通の糊では剥がれてしまう場合などに使います。
糊の強度が強いので貼り直すことは難しいです。
・再剥離糊
ハガキにシールを張り付けて送付し、個人情報を記入後、そのシールで隠す場合などに、
何度か貼り直しが可能な再剥離糊を使います。
貼り直し目的ではなく、剥がして糊残りしない目的のものなので、糊面がホコリなどで汚れると着かなくなります。
上記以外にも、貼付面が油膜で覆われている場合の『油面用』など日々新しい糊質も増えてきています。
1点、注意頂きたいのは、ご紹介した糊質は全ての紙に対応しているわけでは無いので、
『上質の再剥離は?』などとご相談頂ければすぐにご返答いたします!